Excel Studio 2026年10月更新

すべての数式を解説してくれる AI Excel 関数ジェネレーター

Excel Studio の Formula Assistant は AI Excel 関数ジェネレーターです。計算したい内容をふだんの言葉で説明し、必要なら列見出しを貼り付けるだけで、解説、注意すべきケースの警告、代替案付きで正確な数式が得られます。

数式

セルにそのまま貼り付け可能

手順

わかりやすい言葉で解説

注意すべきケース

代替の数式も提示

プロンプト例

C 列が「承認済み」で、かつ E 列が1000より大きい行についてのみ、D 列を合計してください。

求める結果を説明する

セルで何を計算したいかを、自分の言葉で伝えます。

情報を補足する(任意)

列見出しやサンプル行をいくつか貼り付ければ、実際の範囲を使った数式になります。

4つの結果が返ってきます

数式、手順ごとの解説、注意すべきケースの警告、代替の数式です。

要点

  • 計算したい内容を説明すると、Formula Assistant がセルにそのまま貼り付けられる数式を返します。
  • すべての回答に、ステップごとの解説、エッジケースの注意点(たとえば一致するデータがない場合にどうなるか)、代替の数式が含まれます。
  • 列見出しの貼り付けは任意ですが、貼り付けるとセル参照がお使いのシートに合ったものになります。
  • シンプルな IF から SUMIFS、XLOOKUP、INDEX/MATCH、日付計算、UNIQUE や FILTER などの動的配列まで、何でも依頼できます。
  • Formula Assistant は Excel Studio の一部で、Pro($20/月)以上のプランに含まれています。
使い方

一度で動く数式を手に入れるコツ

Excel の数式生成ツールの精度は、依頼の書き方しだいです。次の 4 つの習慣で、やり直しの大半をなくせます。

  1. 1

    関数ではなく、欲しい結果を書く

    「MAXIFS で」ではなく「顧客ごとの最終購入日」と書きましょう。関数はアシスタントが選びます。

  2. 2

    範囲とシートを明示する

    列、見出し名、シート名を伝えましょう。たとえば「Orders シートの B 列を参照して」のように書きます。

  3. 3

    使っている Excel のバージョンを伝える

    古いバージョンには XLOOKUP や UNIQUE がありません。また、ヨーロッパの多くのロケールでは、Excel の引数の区切りがカンマではなくセミコロンになります。

  4. 4

    エッジケースを確認する

    空白、ゼロ、一致なしのケースを確認しましょう。回答ではこうした点が指摘され、より安全なバリエーションを依頼することもできます。

実例

普段の言葉で書いた 4 つの依頼と、生成される数式

Excel Studio のドキュメントにある依頼をもとにした参考例です。実際の回答には代替案も含まれ、範囲は貼り付けた見出しに合わせて調整されます。

例 1 SUMIFS 参考例

2 つの条件による条件付き合計

入力内容

「C 列が "Approved" で、かつ E 列が 1000 より大きい行だけ、D 列を合計してください。」

数式と解説

  • SUMIFS は、すべての条件を満たす行の D 列の値を合計します
  • C 列は "Approved" と一致する必要があります。テキストの照合では大文字と小文字は区別されません
  • E 列は 1000 より大きい必要があります。比較演算子は引用符の内側に入れます
  • エッジケース:一致する行がない場合、結果はエラーではなく 0 になります
=SUMIFS(D:D, C:C, "Approved", E:E, ">1000")

代替案:=SUMPRODUCT((C2:C500="Approved")*(E2:E500>1000)*D2:D500) でも同じ合計が得られ、計算式による条件も追加できます。

例 2 MAXIFS 参考例

顧客ごとの最終購入日

入力内容

「A 列の各顧客について、Orders シートの B 列を参照して最終購入日を求めてください。」

数式と解説

  • MAXIFS は、Orders!A:A が A2 の顧客と一致する行のうち、Orders!B:B の最大の日付、つまり最新の日付を返します
  • 結果のセルは日付形式に設定してください
  • エッジケース:注文のない顧客は 0 が返り、Excel では 1900 年の日付として表示されます。2 つ目の数式では代わりに空白が返ります
=MAXIFS(Orders!B:B, Orders!A:A, A2) =IF(COUNTIF(Orders!A:A, A2)=0, "", MAXIFS(Orders!B:B, Orders!A:A, A2))

MAXIFS には Excel 2019 以降が必要です。それより古いバージョンでは、MAX と IF を使った代替案を依頼してください。

例 3 NETWORKDAYS 参考例

2 つの日付の間の営業日数

入力内容

「A2 の開始日から B2 の終了日までの営業日数を、週末と H2:H15 の祝日を除いて計算してください。」

数式と解説

  • NETWORKDAYS は、2 つの日付の間にある月曜日から金曜日までの日数を数えます
  • 開始日と終了日はどちらもカウントに含まれます
  • 省略可能な第 3 引数で、H2:H15 に記載した祝日を除外します
=NETWORKDAYS(A2, B2, $H$2:$H$15)

代替案:=NETWORKDAYS.INTL(A2, B2, 7, $H$2:$H$15) は、金曜日・土曜日を週末として扱います(週末コード 7)。

例 4 XLOOKUP 参考例

見つからない場合の代替表示付き価格検索

入力内容

「A2 の製品コードを Products シートで検索し、C 列の価格を返してください。コードが見つからない場合は "Not found" と表示してください。」

数式と解説

  • XLOOKUP は Products!A:A から A2 のコードを検索し、同じ行の Products!C:C の値を返します
  • 第 4 引数により、#N/A エラーの代わりに "Not found" と表示されます
  • 完全一致が既定なので、一致モードの引数は不要です
=XLOOKUP(A2, Products!A:A, Products!C:C, "Not found")

XLOOKUP には Excel 2021、2024、または Microsoft 365 が必要です。それより古いバージョンでは:=IFERROR(INDEX(Products!C:C, MATCH(A2, Products!A:A, 0)), "Not found")

数式リファレンス

よく使う Excel の数式 8 選とその解説

出発点として使うか、自分用のバージョンを Formula Assistant に説明してください。範囲はお使いのシートに合わせて調整してください。

加重平均

=SUMPRODUCT(B2:B100, C2:C100) / SUM(C2:C100)

B 列の各値に C 列の重みを掛けて積を合計し、重みの合計で割ります。

対応バージョン:現行のすべての Excel

累計

=SUM($B$2:B2)

1 つ目の参照は固定され、2 つ目は下にコピーするにつれて移動するため、各行でそれより上のすべての値が合計されます。

対応バージョン:現行のすべての Excel

#DIV/0! を出さない前月比の成長率

=IF(B2=0, "", (C2-B2)/B2)

前月(B2)がゼロの場合は空白を返します。セルはパーセンテージ形式に設定してください。

対応バージョン:現行のすべての Excel

期限切れの請求書にフラグを付ける

=IF(AND(D2<>"Paid", C2<>"", TODAY()-C2>30), "Overdue", "")

Paid になっておらず、C 列の支払期日から 30 日を超えて経過している請求書にマークを付けます。C2<>"" のチェックにより、空白の行が期限切れと表示されるのを防ぎます。

対応バージョン:現行のすべての Excel

空白を除いて一意の値を数える

=ROWS(UNIQUE(FILTER(A2:A500, A2:A500<>"")))

FILTER で空白を除き、UNIQUE で各値を 1 つずつ残し、ROWS でその数を数えます。範囲が空の場合は IFERROR(..., 0) で囲んでください。

対応バージョン:Excel 2021、2024、Microsoft 365

売上を高い順に順位付けする

=RANK.EQ(B2, $B$2:$B$100, 0)

順序に 0 を指定すると降順で順位が付きます。同じ値には同じ順位が付きます。

対応バージョン:Excel 2010 以降

行と列の 2 方向で検索する

=INDEX($B$2:$M$50, MATCH($P$2, $A$2:$A$50, 0), MATCH($Q$2, $B$1:$M$1, 0))

P2 の項目がある行と Q2 の月がある列を探し、その交点の値を返します。

対応バージョン:現行のすべての Excel

最初のカンマより前のテキスト

=LEFT(A2, FIND(",", A2) - 1)

最初のカンマより前をすべて返します。たとえば「Meier, Anna」なら「Meier」です。セルにカンマがない場合、FIND は #VALUE! を返します。

対応バージョン:現行のすべての Excel

数式は引数をカンマで区切って記載しています。お使いの Excel がセミコロンを使う場合(ドイツ、フランス、スイスの地域設定ではよくあります)は、区切りのカンマをセミコロンに置き換えてください。

活用例

Excel 数式メーカーの主な使い道

Formula Assistant は単一の数式を扱います。ワークブック全体が必要なときは、同じスタジオ内のスプレッドシート生成機能が作成します。

条件付きの合計とカウント

承認済みで一定額を超える注文など、複数の条件を使った SUMIFS、COUNTIFS、AVERAGEIFS。

シートをまたいだ検索

値が見つからない場合の代替表示をはっきり指定した XLOOKUP や INDEX/MATCH。

日付と期限

営業日数、支払期日、期限切れフラグ、EOMONTH による月末日。

成長率、利益率、平均

前月比の成長率、利益率、加重平均、移動平均。

テキストの整理

氏名の分割、コードの抽出、TEXTJOIN や & 演算子による列の結合。

引き継いだ数式の理解

自分で書いていない数式を貼り付けて、各部分が何をしているのか、どこで問題が起きうるのかを尋ねられます。

ファイルと制限

Formula Assistant で得られるもの

入力するもの計算内容を普段の言葉で説明したもの。必要に応じて、列見出しやサンプル行をコンテキストとして追加できます。
得られるものそのまま貼り付けられる正確な数式、ステップごとの解説、エッジケースの注意点、同じ結果を得るための代替の数式。
利用場所Excel Studio の Formula タブ。スプレッドシート生成機能と、AI クレジットを使わずに動く 27 種類のインスタントツールの隣にあります。
Excel のバージョン数式に含まれる関数をサポートしていれば、どのバージョンの Excel でも使えます。お使いのバージョンを伝えれば、互換性のある代替案が得られます。

対象プラン

Formula Assistant は Excel Studio の一部で、Pro($20/月)または Smart($90/月、Studio の利用枠が拡大)が必要です。チームプランは 1 シートあたり月額 $25 からです。7 日間のトライアル期間中はご利用いただけません。プランを見る

このプロンプトを試す

ほかにも試せる依頼

欲しい結果を説明し、列を指定し、空白や一致なしの場合にどうするかを伝えましょう。

「C 列が "Approved" で、かつ E 列が 1000 より大きい行だけ、D 列を合計してください。」
「支払期日を 30 日以上過ぎた請求書にフラグを付ける数式を書いてください。」
「前月比の成長率を、ゼロ除算エラーが出ないように計算してください。」
「B 列の値と C 列の重みを使って加重平均を求める数式を作成してください。」
FAQ

AI Excel 数式生成ツールに関するよくある質問

AI Excel 数式生成ツールとは何ですか?+

計算内容を普段の言葉で説明すると、それを Excel の数式に変換してくれるツールです。MultipleChat では Excel Studio の Formula Assistant タブがこれにあたります。欲しい結果を説明し、必要なら列見出しを貼り付けるだけで、ステップごとの解説、エッジケースの注意点、代替案付きの数式が得られます。

Excel 数式メーカーではどんな数式を作成できますか?+

シンプルな IF から条件付き合計、ネストした検索、日付計算、動的配列まで、どんな計算でも依頼できます。お使いの Excel のバージョンで使えない関数がある場合は、バージョンを伝えて代替案を依頼してください。

XLOOKUP、SUMIFS、INDEX/MATCH に対応していますか?+

はい。検索や条件の内容を説明すれば、アシスタントが適切な関数を選びます。XLOOKUP には Excel 2021、Excel 2024、または Microsoft 365 が必要です。INDEX/MATCH は古いバージョンでも使えます。

数式を自分のスプレッドシートに合わせるには?+

任意のコンテキスト欄に列見出しと数行のサンプルデータを貼り付け、シート名も伝えてください。アシスタントは仮の値ではなく、実際の範囲を使って数式を作成します。

カンマを使った数式が Excel で受け付けられないのはなぜですか?+

地域設定によっては、引数の区切りにセミコロンを使います。小数点の記号がカンマの地域でよく見られます。引数の間のカンマをセミコロンに置き換えるか、アシスタントにロケールを伝えてください。

手元にある数式を解説してもらえますか?+

はい。数式を貼り付けて、各部分が何をしているのか、どこで問題が起きうるのかを尋ねてください。回答は同じ形式で、ステップごとの解説、エッジケース、代替案が示されます。

Formula Assistant はどのプランに含まれていますか?+

Excel Studio の一部で、Pro($20/月)または Smart($90/月、Studio の利用枠が拡大)が必要です。チームプランは 1 シートあたり月額 $25 からです。7 日間のトライアル期間中はご利用いただけません。

計算内容を説明して、数式を貼り付けるだけ。

Excel Studio の Formula タブを開いて列見出しを追加すれば、理解できて信頼できる数式が手に入ります。

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